ピザ釜作りに挑戦しよう

お金を極力かけず、釜口1つの簡単な石釜作り

ピザ釜を自分で作りたいと思っているひとは案外と多く、みんな創意工夫でいろいろな釜作りを試しています。自宅の庭を利用してでき、しかもあまり費用がかからない釜口1つの石釜作りを紹介しましょう。

 

1:庭の一角に釜用の場所を決める。

 

2:釜の基礎は2段構造にする。セメント5袋、鉄筋、基礎用ブロック(最低14個×2段)、耐火レンガを用意。

 

3:ブロックを正方形(外周=横2個×縦3個)に並べ、できあがった四角いブロック枠内に横2列、縦1列にブロックを並べる。

 

4:枠内にブロックを並べると計6つのマスができる。そのマス内に大きな石を敷き、セメントで固める。

 

5:石釜の基礎1段めが完成したら、仮に屋根をとりつけてみる。耐火レンガを張る前に屋根は完成させておく。

 

6:基礎の2段めを、1段めと同じ要領で作り重ねる。塗り固めたセメントの表面は、コテなどでなめらかに平らにしておく。

 

7:6の基礎の上に、耐熱レンガをきっちりとすきまなく正方形(外周=横4個×縦3個)に並べる。釜口になる手前は、3個分よけいに前に出しておく。レンガは耐火モルタルで固める。

 

ここまでで、石釜のベース作りが完了します。ベースとは意味どおり肝心要の基礎なので、正確に作業してください。